お寿司とトマト

お寿司とトマトが好きです

函館2日目

ホテルで朝食を食べていたら強烈な眠気に襲われる。昨夜は早めに就寝したけど、生理前だからまだ足らない…。今回はギチギチの行程ではないので部屋に戻って一眠りしてから観光開始。

ホテルの受付で市電一日乗車券を購入し、まずは函館駅方面へ。駅周辺や市場をひやかし五稜郭へ向かう。その後はタワーに登り五稜郭を散策。「有名になると非業の死を遂げた場所でこんな仕打ちを受けるのか……」等と土方歳三饅頭を見ながら思う。

お昼は気乗りしない夫を説き伏せラッキーピエロへ。私は予想以上に、夫は予想外に美味しく食べて大満足。食後は再び駅方面へ戻り、先程見てない方面を歩き倒す。昨夜ご飯を食べに行っただけの赤レンガ倉庫街もこのタイミングで観光し直し。私の推しキャラ「ずーしーほっきー」グッズはここで購入。外に出たら雨も降ってきたのでホテルへ戻り一旦休憩。

雨の中、夕ご飯は昨日と同じ回転寿司。再び倉庫街へ舞い戻る。おいしく食べて今夜はこれで終了。

函館3泊4日

10時5分発の飛行機で函館へ。

函館空港到着後、市内行きのバスに乗ったところでカードケース紛失に気が付き、生きた心地がしないまま終点でもある宿泊予定のホテルへ。車中の時間を使って羽田空港行きのリムジンバス会社や羽田空港、カード会社の連絡先を調べあげる。そんな中で車窓から見える景色は雨模様で幸先悪いことこの上ない。

行動を振り返ると落としたのは羽田空港……のはず!とホテルに到着するや否やロビーの隅で羽田空港の忘れ物センターに問い合わせると待ち望んでいた返答を頂く。中身はまだ確認できてないのでお昼すぎにかけなおしてと言われたものの、落としてすぐに拾われたことや落とした場所が搭乗口付近であったことを考えると多分中身を抜かれてないだろうとスキップして夫のところへ戻る。

気を取り直して、まずは予定していたランチのお店へ雨の中歩く。

伝統建築の建物で営業してるタチカワカフェで私はエゾ鹿の網焼き、夫は子羊のソテー。

前菜を食べたところで再び空港へ電話。中身も無事みたい。助かった…!オートチャージのスイカ付きルミネカードともう一枚クレカが入ってたからとても怖かったけど、これで心置きなくエゾ鹿を頂戴できます。むしろ旅行中にカードケースを預かってもらっている感じ?と調子に乗り始めたりして。

前菜はワンプレートに10種近くの手の込んだおかずが盛られていて、東京ではなかなか食べられないビーツが特に美味しかった。メインのエゾ鹿はボリュームが凄く、厚みのあるお肉がたっぷりと。

食後は、降ったりやんだりの雨の中を歩いて有名な坂道や建物を見る。雨の中の観光は向いてない街だ。

途中で夕張メロンソフトを歩き食いしながら一通り見学したので、一旦ホテルに戻りチェックイン。サービスで部屋のグレードが上がってた。やったぜ。

順番でシャワーを浴びて一休み。その後は回転寿司のために倉庫街へ再び外出。お腹いっぱいになったので今日はおしまい。

37~40

『東京の鉄道名所さんぽ100』  松本 典久

・都内を中心に明治からの鉄道名所を100紹介

万世橋周辺など、日頃見ている景色もこうやってみると素敵なものだな。他所に住んでいたらきっと観光に来ていただろう

つれづれノート2』 銀色 夏生

・言わずと知れたつれづれノート

2はしばらく読んでなかったので。

『拳銃の科学』 かの よしのり

・基本だけでなく実践的な銃の知識を紹介

「はじめに」で銃の扱い方を知っていることが民主主義の基本と書いてあり、このまま読み進めていいのか不安になったけれど、この本を読む目的である銃の仕組みは何となくわかったから満足。

『向こう半分の人々の暮らし』 ジェイコブ・リース

・19世紀半ばのニューヨークのテネメント(安アパート)での貧しい移民の暮らしぶりについて紹介

詩的で私的な表現もあり、ノンフィクション的なものを期待すると少し違うかも。ニューヨーク周辺の地図を手元に用意して読んだらもう少し頭に入りやすかったかもな。

32~36

『毎日はシャボン玉』

『気分よく流れる』  銀色 夏生

つれづれノート(6)(7)

苦手なイカちゃんが出てきてしまったので読み返しはこれで終わり

『新潮』

・豪華な執筆陣での2017年の日記リレー

面白かったのだけど、言葉を扱うプロとも言える人が総理大臣の名前をカタカナ表記にしてるのを目にして読み始めて早々にがっかりする

『デジタル一眼カメラの基本ノート』

・カメラの選び方から専門用語まで初めての人向け

まったく一眼カメラに興味がない中なんとなく借りてきて、書かれていたデジタル一眼タイプ別チャートを試してみたら「あなたはコンデジで十分」と診断されて笑ってしまった

 『どこから行っても遠い町』川上 弘美

・小さな町を舞台にした連作短篇小説

小さな町を舞台にしたていて、それぞれの人生がゆるやかにつながっている。優しいだけの話ではなく、危うさや寂しさをはらんでいた。ところでこういう本は文学のジャンルでいうと何なのだろう。

 

 

あれから何一つ事態は進展していないけれど、私の心が少し落ち着いてきたので時は穏やかに流れていると思う(多分)。正直、落ち着いてきたというより諦めに近いのかもしれないというのはここだけのお話で。そして、それが理由なのか、若しくはただの偶然なのかは分からないけれど、最近は「食欲がない」という私の人生においてはなかなかレアなイベントが発生し、さらには睡眠時間までもが少ない。「それ」が理由というよりも、「それ」が気づかない振りをしていた数々のモヤモヤを静電気みたいにたくさん引き寄せ、私の頭の上に綿あめのようになって乗っかている……ような感じ?

不惑の年が近づいているけれど、不惑とは何だろうか。

27~32

『最初の、ひとくち』益田 ミリ

・食べ物、飲み物にまつわる最初のひとくち目の思い出を書いた食エッセイ

文章が本業ではない人(だよね?)のエッセイは癖がなくて読みやすい。他の人もそうだけど、なんで小さい頃のことをこんなにはっきり覚えてるのだろう。もしくは文章や絵に関わる人はそういうものなのだろうか。

『言えないコトバ』益田  ミリ 

・世間で耳にはするけれど、恥ずかしかったり抵抗があったりで言えない言葉についてのエッセイ

この人はなかなか細かい人だ……。

『毎日はシャボン玉』銀色 夏生

つれづれノート(3)

多分これも昨年あたりに読み直している。

『遠い島々、海とサボテン』銀色 夏生

つれづれノート(4)

これは久しぶりに読んだ。ムーちゃんと別れるところは読みたくないので、いつかいつかとドキドキしながら次の巻を手に取る。

『しずかな日々』椰月 美智子

・『僕』が母親と離れ祖父の家で過ごした日々、人生のターニングポイントとなったあの日を思い出す

解説にもあったけれど、本文はほぼ子供時代の夏休みの話で、そのような話はありふれていると言っても過言ではないと思うけれど、そんな感想は一切持たず読み進めることができたのはなぜだろう。

 『ミス・マープルと十三の謎 』アガサ・クリスティ

ミス・マープルのオムニバス短編集

ポアロ派だったので、初ミス・マープル。今のところまだポアロ派だなあ。

 

先日の投稿から冷静になれないなりにも考えてみたけど、やはり今は自分のことは二の次だと思うし、そんなのあたりまえだった。私みたいに「暇があれば寝る」タイプでは決してない夫が死んだように眠ってるなんて一大事だし、ここで力にならないで何が夫婦だと(めちゃくちゃ自分を鼓舞してます)。

必要があれば、悲しいけれど私も働き方改革(私の場合は労働時間を増やす方向で)をしよう。だいぶ悲しいけれど。

どうすればいいかは相変わらず分からないけど、気長に見守ろう。聖人のように常に優しくはなれないけど、できる限り精一杯優しくしたい。たまにはため息のひとつぐらいつくだろうけど。

 

久しぶりにここで日記みたいたことを書いたけど、やっぱりこういうのは大切かもしれない。まあ、ここまで書いておいてなんだけど、正直泣きたい。