お寿司とトマト

お寿司とトマトが好きです

京都1日目

先にひとり旅に出た夫と合流するため、9時40分ごろに京都着。
大阪からの移動の電車が遅延中と夫より連絡を受けて、ひとり西本願寺までぶらぶら。予想以上に遠く、もう引き返そうと唐門に背を向けた瞬間、「京都駅に着いたよ」と着信。やべーと急いで駅方向へ引き返すも朝から暑い京都では速足もつらい。ちなみにこの時点で東京は梅雨明け前だったので、個人的今年初の猛暑日に。

合流後は貴船・鞍馬へ。
ホテルに荷物を預けて身軽になったら、少し歩いて七条駅から出町柳へ。
ホームに来た電車に何も考えずに乗ったらなぜか車内が2階建て。え?これ特急料金とか払うの?と焦って周りの乗客を見ると、そういう雰囲気でもない。???と思いながらも、せっかく空いてるしと2階席の高そうなシートに座る。

出町柳からは叡山電鉄に。展望列車に偶然乗ったようで、窓方向に向いている専用シートがあるけれど満席。残念。
通常シートに座って車窓を眺め、青葉若葉が目にしみるとはこういうことかなとふと思う(5月じゃないけど)。
貴船口で下車して、貴船神社まで結構歩くみたいだよーなんて会話をしながら駅を出たらそこには神社行きのバスが!周りの人がみんな乗るから、その勢いに乗って私たちも乗る。だいぶ手前で下されたけど、暑かったから乗ってよかった。
その後、川床をながめつつ空腹に耐えかねた私のためにお昼ご飯を探す。
川床がどうしても海の家に見えてしまうのに(失礼)、値段は海の家の10倍近いという驚異の事実(失礼)に恐れおののき、ネットで見かけたという私の不確かな記憶を頼りに貴船倶楽部というカフェを探して入店。ランチメニューがなくてショックを受けるも、頼んだケーキとパフェは美味しかった。
なんでランチやってないんだろう?大人の事情とか?

腹ごなしが済んだので、来た道を少し戻って貴船神社へ。それなりに歩く覚悟をして鳥居をくぐったら、本宮・結社・奥宮とあっという間に到着。奥宮で五寸釘の跡とか探したけど見つかりませんでした。ちなみに、貴船神社さんはWi-Fi完備でスポット名は「Power Spot」です。先生怒らないか上手いこと考えた人出てきなさい。

来た道を戻り再び叡山電鉄に乗車。次は鞍馬へ。
鞍馬駅は、近畿の駅百選に選ばれている渋い駅舎ですが、それも全て鞍馬のアイドル・天狗にの陰に隠れてしまっています。
駅近の山門をくぐるとケーブルカー乗り場があります。本殿まで徒歩30分という看板に心惹かれるも、夫の冷静な判断でケーブルカーに乗車して2分ぐらいで多宝塔駅へ。
しかしそこはまだ本殿ではありません。
そこから階段を上る、上る、上る。暑さと湿気に、もう無言。
やっとついた本殿は山の中にどーんと開けていて気持ちよかったです。パワースポットらしいけど、そういうのはよく分からないので、狛犬の写真をあらゆる角度で撮りまくりました。(ここの狛犬毘沙門天の使いということで犬じゃなくて虎)
奥ノ院(さらに貴船まで)へ続く、義経も修業したという有名な道もそこからさらに伸びているけれど、そこはみないふりして10分ほどの滞在で下山。
帰りぐらいは歩くかとひたすら山を下ります。すれ違う人たちも私と同じように下を向いてひたすら黙々と階段を上っていました。
ケーブルカーの多宝塔駅を通り越しても、まだまだ下山。ここからは少し涼しくなります。ほんと少しね。
ケーブルカーに乗らなかったら私は本殿までたどり着いていたのかという疑問が湧いてくる、あの枕草子で有名な「近こうて遠きもの」のつづら折りはここでございます。それでも距離にしたら1km位らしいので、暑ささえなければ大丈夫なのかもしれないけど、それでも坂道は坂道。私並みに運動不足の人は徒歩で上へ行くのは避けたほうが良いかと。
ただ、途中の由岐神社の拝殿がそれはもう素晴らしいので、下りの時でいいから見て下さい。ぜひ!

無事に下山したらあとはもう帰るだけです。
頻繁に走っているのか、帰りの電車も展望電車でした。専用シートに座れたのでのんびり景色を見ながら出町柳、そして京都へ。
一旦ホテルに戻って、以前の京都旅行の時に食事したお店を探しに三条界隈へ。歩いて行ったんだけど、疲れた体には結構遠い。ふらふらになりながらなんとかお店を見つけて夕ご飯。以前来店した時とはシステムが変わっていて、前の方が良かったなとちょっと残念。
朝から歩いて疲れ果てたので、電車に乗ってホテルに戻って、温泉入る。
少し元気になって明日の予定を話し合ったらおやすみなさい。