お寿司とトマト

お寿司とトマトが好きです

ストックホルム4日目

レストランが始まる時間に合わせて朝食を取って6時50分にはホテルを出て中央駅へ。そこからバスでブロンマ空港へ向かう。
搭乗開始までに時間がかかるも(理由は不明)プロペラ機でゴットランド島(ヴィスビー)へ10時に到着。ちなみに座席は「free」。
噂通り小さくて何もないヴィスビー空港ではインフォメーションも見つけられなかった。日本の地方駅ぐらいの大きさかな。
今回の旅行でここが一番の懸念事項だったけれど、シーズンオフ中は空港→市内へのリムジンバスがない。
選択肢は人生初めての海外タクシーか最悪徒歩。タクシーは電話で呼ぶ必要があるとネットに書かれていたけど、運よく空港の外には数台の客待ちタクシーが。
「結構な確率でぼられる」という事前情報におびえながらタクシーの前を行ったり来たり。運賃の安いタクシーに(初乗運賃が窓に貼られている)意を決して(夫を前面に出して)乗り込んでみたら運転手さんはいい人でした。「日本人?どうしてこの島を知ったの?」なんて質問されたり。
ちなみにそのタクシーは、空港とヴィスビー市内間は固定運賃で、しかもそれが運転席の近くに明記されている安全タクシーだった。でもできればその値段を車外に書いて欲しいと思ったけど。
旧市街を囲む城壁の手前で下ろしてもらい、まずはインフォメーションセンターを探す。事前にネットから得たアバウトな地図と街中にある地図では指し示す場所が違うけれど、常識的に考えてこれは街中の地図を参考にするべきだろうと歩くも見つからない。シーズンオフなのもあるだろうけれど、まだ早い時間なので店も開いていないどころか人も歩いていない街を彷徨うこと何十分。途中で廃墟の一つを見つけたので観光しながら海まで下ってフェリー乗り場までいってもやっぱり見つからない。街中にあった案内板にも騙される。しょうがないと手元にあるアバウトな地図を信じてみるとあっさり見つかりました。まじかー!
インフォメーションセンターで新たな地図を手に入れトイレを借りてぶらりを再開。廃墟廃墟廃墟、あれ?バラは?。
日本と違って余程でなければ立入禁止にしないらしく、廃墟の中も古い石段から上のフロアに行ける等とても自由(これ、上っていいんだよね……?っていうレベルの階段)。もちろん警備員なんていない。
お昼ご飯は散々迷って、客はいないがテーブルにメニューがある(英訳つき)店に入る。(賑わっている店は店外にしかメニューがなくて、しかもそのメニューは読めない)美味しかったけれど二人で330SKEって……高い。そして最後まで私たち以外に客はいなかった。
食後は残りの廃墟や少し人が増えてきた街中をぶらり。やっとバラを見つける。
一通り見た後は散策途中に見つけた図書館内のカフェへ。
そういえばカフェの国に来たのに4日目にして初のカフェ。なんか全般的に店に入りづらいの、この国。ここは図書館に併設されているので、オープンで入りやすかったのです。
ヴィスビューの景色を楽しみつつ(ハエを追っ払いながら)(ハエが多い)のんびりカフェオレを飲んだらフェリー乗り場へ。席のこともあるし(エコノミーは自由席)と早めに行ったら早すぎてチェックイン時間前だった。
船に乗り込み窓際の席(エコノミーはカフェテリアゾーン)を無事陣取る。改めて周りを見渡すとそこまで混んでなくてちょっと拍子抜け。
食べなかったけれど、船内では暖かいフードメニューもあって美味しそうだった。(カフェテリアゾーンという名の自由席なので、オーダー必須ではないのです。実際私たちも周りの人たちも、手持ちの飲み物とかお菓子とかで過ごしていました)
ちなみにこの船では(というか、行きの飛行機もヴィスビーでも)アジア人は私たちだけで、船内をうろうろしていると、けっこう視線を感じます。
改めてゴットランド島の地図を見ながら一日を振り返ると、旧市街は島の極々一部。ヴィスビー自体も島の極一部で思った以上に島は大きい。ちなみに新市街はタクシーを降りた場所なんだけど、一瞬しか見まわさなかったので印象には残らず、微かに思い出せた町並みは「すごい普通」。
明日以降の予定の確認やデジカメの画像を整理したりしながら、あっという間に3時間。20時に船は到着。
日本からネット予約していたストックホルム中央駅行のリムジンバスに乗り込む。
この日は夕飯は中央駅にあるCOOPで購入。
ホテルに戻ったら翌日のチェックアウトに備えて荷物の整理。