お寿司とトマト

お寿司とトマトが好きです

尾道2日目

なんとか天気が持ってくれて曇りの朝です。

昨夜ホテルで目にしたタウン誌に載っていた海岸沿いのカフェで朝食。目当てのフルーツたっぷり添えフレンチトーストは昼のメニューだったらしくて、サンドウィッチとコーヒー・紅茶で。

本日は「尾道古寺巡り」というか、千光寺までは登らず、尾道の斜面を歩く日です。まだ9時台で人の少ない道をもりもり歩きます。昨日何度も目にしてたけど、雨で足場が悪くて断念した階段や坂道をただひたすらに。結構上ったわりにはあまり疲労感もないのは見る景色がすべて新鮮だったからかもしれない。途中でごみ収集の人と何度もすれ違い、「階段ばかりで大変ですね」と言われただけど「楽しいですよ」と答えます。ごみ収集はカゴを肩に担いで、つまり人力で行っているらしく本当に大変そうでした。お互いある地域をウロウロしてるいからなんどもすれ違ってしまうものの、そのさわやかな収集担当の方は毎回挨拶してくださいました。噂通りに猫もたくさんいて、観光するには本当に魅力的な街だと思います。

午前中にはほとんど見終わったので、スケジュールを考え直して午後からは竹原に移動します。三原乗り換えの呉線は海沿いを走り、途中で明日行く予定の忠海の駅も通り越して竹原までは1時間ほど。

竹原といえばマッサンと思いきや、すでにマッサンは片隅に追いやられ街は「たまゆら」一色でした。両方ともすでに終了しているコンテンツだけど、たまゆらのファンは根強いのか完全に優勢です。

軽く街並みを見ながらお昼ご飯のために適当に入ったお店は、たまゆらのマジ聖地だったらしく、続々と「1年ぶりです」とか言いながらたまゆらファンが入ってくる。お店の人も「あの子たちは優しくて大人しくていい子たちだ」と言っていました。理想的な関係が築かれたのだなと思いました。

その後も街を目的なくあてどなく歩き回り、帰りの電車の時間調整にと道の駅でアイスを食べたりしつつ尾道へ帰ります。尾道へ着いてもまだ外は明るくてホテルに戻るにも早いので、気になっていた向島へ。適当に渡った先は何もない、というか普通の街で。とにかく見る場所を探そうとスマホで調べたらパン屋とラムネが有名らしい。その両方ともだいぶ距離があるけど、他に見るものもないので普通の街をてくてく歩くこと20~30分。着いた先は町の小さなパン屋さんでしたが、私たち以外にも観光客がいました。雑誌にも出ていて大変有名らしいです。そのお店で有名なラムネも扱っていたのでこの店で両方ゲット。

行きに何となく気が付いたのですが、尾道向島のフェリーは何社かあって、それぞれに発着場が違うらしい。来た道を戻るのはきついのでお店の人に聞いてみると、なんとこのパン屋さんから徒歩5分ほどで行きとは別の発着場があるとのこと。お店の人が地図を指しながら「○○の発着場はここからすぐだけど、△△の発着場まで行くと大冒険だよ~」というので「その△△から来たんですよ~」と言うと、「結構そういう人多いし、僕もここからきてるど、本来は○○がメインでそこからここへの道が商店街なんだよ」と教えてもらいました。

実際、教えてもらった発着場は本当に近くて、パン屋さんからあっという間に着いたため、偶然とはいえ遠い方を選んだのも旅としては間違いではなかったかなとは思いましたが。

夕ご飯は、これも昨夜タウン誌で目をつけていたステーキ屋さんで。

今日はたくさん移動したのでよく寝れそうです。