お寿司とトマト

お寿司とトマトが好きです

1〜6

『西洋アンティークの事典―見方・選び方・楽しみ方のバイブル』 成美堂出版編集部
・正直、アンティークに興味があったわけではなく、なんとなく読んだ本だけど大変勉強になりました。

『女生徒』 太宰 治
・今更ですけど、太宰さんをすごいと思いました。これ私のお気に入り作品の一つになるかも。

かもめ食堂』 群 ようこ
・映画は何度も見ていて、しかもBlu-rayでも持っている。それでもこの本を読むことで映画では描かれなかった3人の背景が分かって、すっきりした気分。

『オペラになった高級娼婦 椿姫とは誰か』 永竹 由幸
・娼婦の歴史を振り返るために、ヨーロッパの歴史、さらにはギリシャ神話まで話題は広がり椿姫についての記述は最初と最後のちょっとだけなので、それを分かったうえで読んだ方が後悔しない。西洋史の勉強にはなります。あと、文章の端々に出るこの人の思考が個人的にすごい苦手だった。

『廃墟建築士』 三崎 亜記
・「今私は確かに本を読み終わったはずなのに、読了感がまったくない。それどころか本を読んだ気もしない」という読了後の不思議な気持ちも、調べてみたら「となり町戦争」と同じ作者ということで、なんかすごい納得。この人の本は、あらすじだけ読むと面白そうなのに実際に読んでみるとなんだかなーという気持ちになる。つまり個人的に鬼門ということか。

『池袋・母子 餓死日記―覚え書き』 公人の友社
・貧困はもちろんだけれども、覚書からはそれ以外にも問題があるように思えた。