『白山の頻闇』
『QED 伊勢の曙光』 高田 崇史
QEDシリーズ。
11月の新刊に備えて読み直し中。
『アマゾンの倉庫で絶望し、ウーバーの車で発狂した』 ジェームズ・ブラッドワース, 濱野 大道
イギリスで底辺とされている労働に著者が自ら就き、その体験をリポートする
まるで日本の話かと思うも、やはりそのレベルが違う。移民政策や規制緩和では先を行っているのかもしれない英国の姿を見ると近い将来の日本としか思えなくなる。ゼロ時間契約とか恐ろしいことこの上ない。
阿佐ヶ谷姉妹のエッセイ。書き下ろしの恋愛小説あり。
お笑い芸人は全然詳しくないけど阿佐ヶ谷姉妹は好き。ということで読んでみた本。同居解消と思いきや片方が隣に空いた部屋に移っただけというなんだかにやにやしてしまう話も。
『影裏』沼田 真佑
親しい人のいない転勤先で唯一心を許した友人の知らない顔が大きな崩壊をきっかけにして見えてくる
芥川賞受賞作品だなんて全く知らず、ただ装丁にひかれ手に取った。読み終わってから他の人の感想を見てみると自分が全く思いもよらなかった取り方をされている人がとても多く、それを意識して読み直すとなるほどと思う反面、完全に同意とはいかなかった。