『頭の中身が漏れ出る日々』
『生きていてもいいかしら日記』北大路 公子
この著者についてもう全く何も知らずに手に取ったけど面白かった。冬道で転んだまま寝ようとしたところを、通りすがりの人に「死にますよ」と起こされたところで噴き出した。
『スーパーマーケットでは人生を考えさせられる』銀色 夏生
スーパーマーケットで起こる出来事や出会う人々から人生を考える。スーパーマーケットでの観察日記。
著者の別の作品のつれづれと似ていたし、つれづれで書かれていた事と繋がっていて、読んでいると「ああ、あの時期の話か」と思う部分があって面白かった。
『次元上昇日記』辛酸 なめ子
「アセンション=次元上昇」を達成するため試行錯誤の日常記録。
仕事柄か華やかな集まりに行く機会が多いのに、そこで誰とも打ち解けられない様子に共感し悲しみを感じるけど、まあ実際の所はどうなのか分からないか。
『知ったかぶりの社会保険 女性社労士の着眼力』 田島 雅子
頻繁に制度改正が行われている今、社会保険に加入していない会社や個人事業主に向けて身近な内容を嚙み砕いて説明している。
確かに分かりやすいのだけど、何もよく分かってない、著者が想定した読者とは異なる私にとってはあと少し足りない感じ。それを説明するならあれの話から聞きたいなんてことがちらほら。
『富士日記(下)』 武田 百合子
富士山麓にある別荘で過ごした記録。
こんな静かで悲しい終わり方だとは思わなくて大晦日にしんみりしてしまった。