[]

東京に生まれ育っているのに明治神宮へ行ったことがないことに気がついてしまいました。寺社仏閣は嫌いじゃない（むしろ好き）私がそんなことに気づいてしまったらしょうがない。行ってきました、ひとりで。
23区内には新宿御苑もそうだし、そこまで広くなくても六義園とか清澄庭園とかもあるから緑が結構あるんじゃないかなと思います。だから「東京は人の住むところじゃない」とか言わないで下さい。って思いながら歩いてきました。
原宿駅から数分で明治神宮の杜に入り込むことが出来ますが、そこに足を踏み入れた途端、体感温度が数度下がります。ひやっとする。生い茂る木々の隙間から陽の光が差し込んでいるのですが、薄暗い道もあり「え？この道は冒険に行こうとする旅人が通る道？」と一人で通るのに一瞬ためらう横道もあります。でも警備員さんたちがいたるところにいらっしゃるので、お鍋の蓋とステテコパンツさえ装備していない私でも大丈夫。のんきに散歩が出来るのです。ありがたい。ちなみに「それとなく」その差し込む光の下に立ち、妄想に浸ったりもしました。妄想の内容は内緒です。妄想の原因はＲＰＧゲームのやりすぎにあるってことも内緒です。

だけど、そういう横道に入ったりしながらぐるっと一周したら予想以上に体力に余裕がなくなり、隣の代々木公園の散策はあきらめることに。多分一人で黙々と歩いたからだと思うのですが、時間的にじゃなくて体力的に余裕がなくなったのです。舐めてた、都内の自然を舐めてた。