お寿司とトマト

お寿司とトマトが好きです

2010-01-01から1年間の記事一覧

今年をまとめて一言残す、なんてするほど大層なことはしていません!あ!引っ越した! それでは皆様良いお年を。

63

『アヘン王国潜入記』 高野 秀行・『物乞う仏陀』よりもこちらの方がルポとして面白かった。 ただ、この本は「人の行かないところに行き、バカなことする」というスタンスらしいので、スタートからだいぶ違うものを比べているかもしれないけれど。 今年は63…

61〜62

『夢は枯れ野をかけめぐる』 西澤 保彦・ミステリなんですけど、読んだ直後の感想は「せつない」でした。『物乞う仏陀』 石井 光太・どうして、相手に対してもう少し想像力が働かないんだろうと歯がゆく感じる言動が多くあった。わざとなんだろうか。

58〜60

『フェルマーの最終定理』 サイモン シン・数学の部分はほとんど理解できなかったけれど、それ以外は面白い。数学者は哲学者でもあるのかな『乙女なげやり』『桃色トワイライト』 三浦しをん・久しぶりに手に取った三浦しをんさんのエッセイ。色々極めてらっ…

写真が大きすぎず小さすぎずで、シンプルなデザイン、文体のお弁当ブログを探し中。 男の人が作っているとなお良いのですが、女の人でもいいのです。 クウネルの「私たちのお弁当 」がイメージ的に近いんだけど。

どうにも消化しがたい事が起きた。 幼いころはともかく、今となっては関係ないと言ってもいいぐらいの人なんだけれど、とある事情で、心の中から消すことのできない存在だった。 あんなに嫌いだったあの子。

気がつけば冬が確実に近づいてきていて、「忘年会どうする?」なんて言葉もちらほら聞こえてくる時期になりました。 そんな中、本格的に寒くなる前にと夫と都内階段巡りへ行きました。 といっても今回私のメインは「原美術館」だったので、階段巡りはその周…

54〜57

『春風ぞ吹く―代書屋五郎太参る』 宇江佐 真理・『無事、これ名馬』の太郎左衛門の両親の話。五郎太と恩師たちとの関係がとても温か。少し駆け足気味に感じられた最終話だけれど、五郎太に送られた祝いの歌はとても気持ちのよいものだった『依存』 西澤 保彦…

51〜53

『贄門島 上』 内田 康夫・読み始め後5ページぐらいで「あ、これ前に読んだ」と気付いたけれど、どういう話か思い出せないので、そのまま読み続けることにした『贄門島 下』 内田 康夫・なんとういか、スッキリしない話だった。浅見さんは終始巻き込まれてい…

47〜50

『アラミスと呼ばれた女』 宇江佐 真理・今まで読んでいた、江戸に住む人々について書かれた物語とは少し毛色が違う作品。中盤少し読み飛ばしてしまった部分もあり。『複製症候群』 西澤 保彦・個人的には、こういう方向で終わるとは思わなかった『金毘羅』 …

知人のブログを見てみたら、ものすごくスピリチュアルで、ヨガで、ポジティブで、ロハスだった。 その人から常日頃、仕事中の舌打ちとか電話切った後に吐く罵りの言葉を、隣で聞かされていた私にとっては、どういう気持ちで挑めば良いのか分からないブログで…

先週の旅行の覚書

1日目 名古屋途中下車のち伊勢 名古屋で途中下車をして名古屋城、犬山城へ。名古屋城の微妙さに比べて犬山城の素晴らしさよ。お昼は夫が調べてきた評判のひつまぶし。確かにおいしかったけれど私には重すぎた。 伊勢に移動してチェックイン。ホテルの設備が…

酷暑から真夏日にトーンダウンした頃に、夫を誘って森美術館のネイチャー・センス展へ行ってきました。 行く前は吉岡徳仁さんの「スノー」が楽しみだったのだけれど、実際見に行ったら栗林隆さんの「ヴァルト・アウス・ヴァルト(林による林)」に大はしゃぎ…

「あーこの人と仲良くなりたいなー」と思う人に出会える幸せ。

42〜46

『無事、これ名馬』 宇江佐 真理・本当に面白かった。太郎左衛門の成長物語と思いきや、彼を見守る大人たちの人生模様にぐっとくる。『ハーモニー』 伊藤 計劃 ・面白かったのだけれど、時間の流れがちょっと気になる。最初と最後で合っていないような…『山…

パワースポット、パワースポットうるさいですよ。 わざわざ車で遠い神社まで行くなら、自分の産土神のところへに行けばいいじゃない。

40〜42

『解体諸因 』 西澤 保彦・再読。といっても初読の時は読みこめていなかった気がする。最後の話は少しややこしい『QED 鬼の城伝説 』 高田 崇史・再読。この本で「温羅」について初めて知る。ネットで鬼の城をみてみたけれど、この規模は素直にすごい『QED …

暑い。 やり始めていたことも、奇跡的にやり続けられていたことも全て止まった。 楽しくなりそうなことを思いついても、暑いのでなかったことにする。 だめだなーとは思うものの、7月〜9月の私の体は使い物にならない。 でも、今日ビーチサンダルで近所を歩…

37〜39

『天地明察』 冲方 丁・主人公の春海はもちろん、登場人物がみな生き生きしていて魅力的『身代わり』 西澤 保彦・2000年発刊の『依存』の後日談となる本。ボンちゃんは良い人『腕貫探偵、残業中』 西澤 保彦・続編があると知ってから1年、やっと読めた。腕貫…

37〜39

『QED 式の密室』 高田崇史・再読。無理やりなところもあるけれど、「式」の正体はやはり…『QED 竹取伝説』 高田崇史・再読。そういえば「かぐや姫」ではなくて「竹取物語」だものね『QED 河童伝説』 高田崇史・再読。あの人も、あの人もみんな河童だ

すでに退職している人(先輩というのか、上司というのか、社員さんというのか)と、在職当時から続く私的メールのやり取り。 私はともかく、相手は在職時も退職後も非常に忙しい人なのです。 しかしそれでも、私がメールを送った翌日には、必ずと言っていい…

時間の無駄遣いを最近、とみに実感。そしてこのまま30代が過ぎ去っていくような気もして少し怖い。 そういえば「とみに」とは「頓に」と書くけれど、なんで「頓」なんだ。

久しぶりに「小説らしい小説」を読んだ。 小説を読むには、ルポなどを読む時とは異なる想像力が必要なのかもしれないと思い、また、しばらく離れていた間にその力が衰えていたことを実感。やはり偏りなく色々読んだ方がいいのかもしれないと、少し、思う。

34〜36

『「日本の神様」がよくわかる本 八百万神の起源・性格からご利益までを完全ガイド』 戸部 民夫 ・タイトル長い。入門書としては最適な情報量だと思う。『図書室の海』 恩田 陸・なんだか不思議な話の短編集。不思議な気分のまま謎が解明されないで終わる話…

32〜33

『漢詩を読む』 宇野直人 江原正士・解説が面白い。前半は漢詩を一生懸命読解していたものの、後半には力尽きる。『なめくじ艦隊―志ん生半生記』 古今亭志ん生・悲惨な話も語られるけれど、重く感じさせないのはさすが。

道は二本ありました。 ごまかしながらやっていけば、二本の道はなんとか交わったかもしれないけれど、そのせいで歩みを止めてしまう可能性はとても高くて。 だから私は一本の安全な道を選んで進むことにしました。 後悔はしていないと思います。 何度選択を…

28〜31

『QED神器殺封』高田崇史・起きる事件は別だけど、前作『QED熊野の残照』の続きのお話し。初読時は蘊蓄部分に飽きてきて、流し読み箇所が多かったので、今回は改めてじっくり読む『100年−ブラジルへ渡った100人の女性の物語』サンパウロ新聞社・大変失礼だけ…

24〜27

『QED~flumen~ 九段坂の春』高田崇史・軽く立ち読みで済ませていたので、しっかりと読み直す。シリーズ発行順で読んでいたならば息抜き的な話になってよいのではないかと『四畳半神話大系』森見登美彦・3章目でめげるかと思ったけど、最後まで読んで良かっ…

「春だから」というわけではなく、最近は「あれもしたい」「これもしたい」という気持ちが強くなった。そしてそれに向かって実際に行動を起こすようにもなった…と思う、多分。きっかけは何のことはない、なんとなく避けていた人たちと少し話しをしてみただけ…

21〜23

『QED 〜ventus〜 御霊将門 』高田崇史 ・東京にある将門関連の史跡を回りたいので再読『QED 百人一首の呪 』高田崇史 ・陸奥→道の奥→山の奥 この流れがいまいち納得できない『グレアム・ヤング 毒殺日記』アンソニー ホールデン ・グレアム・ヤング自身の日…