『春風ぞ吹く―代書屋五郎太参る』 宇江佐 真理
・『無事、これ名馬』の太郎左衛門の両親の話。五郎太と恩師たちとの関係がとても温か。少し駆け足気味に感じられた最終話だけれど、五郎太に送られた祝いの歌はとても気持ちのよいものだった
『依存』 西澤 保彦
・再読。作中、展開されるいくつもの話に共通したあるテーマ。それがこうやって集結するのかとため息。でも実は、理解しきれていない部分が多々あり。
『七人の証人』 西村 京太郎
・初めて読んだ西村さんの本。予想に反して時刻表が出てこなかったけれど、意外な舞台と展開で面白かった
・しっかり中を確認しないで入手したところ、前半3分の2は全て館の写真でびっくりした。この建物が大好きなので興味深く写真を見たけれど、読み物としての「読みがい」はありませんでしたー