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祖母のお見舞いに病院へ。
骨折による寝たきりの危機はじめ、普通ならもうだめだという危機を何故か何度も切り抜けてきた驚異の94歳も突然の高熱で意識が朦朧とし、現在置かれている状況はもとより周囲の人の判別もできていない状態と母より聞かされそれなりに覚悟をしながら病室へ。くうを見る目っていうのかな、そんな感じで無言でリハビリを受けている祖母を見て「ああ、これは私のことは分からないな」と現実を受け止めつつ、なんだかんだと話しかけているうちにみるみる意識覚醒。あれ？もしかして私のことばっちり認識してね？と感じ始めていたら「あんたね、子供を作らないんだったら家を建てなさい。子どもがだめならせめて家で成せ」と言われ、こればっちり分かってるんじゃないかと。