お寿司とトマト

お寿司とトマトが好きです

まとめ

今年は65冊でした。昨年、一昨年は30冊前後と少なかったので今年はやっと元に戻った感じ。

それでも本を読みたい気持ちや本を読むスピードは衰えたままという感じがある。

2018年、心に残った本は古典だけど『たったひとつの冴えたやりかた』。

といっても今年は本当に色々あったので、前半に読んだ本が全く思い出せず自分の書いた感想を見てもピンとこない。ただ見直してみると、いつもは手を出さないような本にチャレンジしていて、しかもお気に入りの作者を見つけ出したりしていたんだなと。完全に頭から抜け落ちていたけれど、吉田篤弘さんや栗田有起さんの本が気に入っていたようです。

せっかく思い出したので来年、また手に取ってみようと思います。

 

それではみなさん良いお年を。

月曜日。大晦日

昨日買いこんだ食料で二日分のカレーとお雑煮(の汁)、年越しそばの準備。早めの夕ご飯とお風呂をすまし、そこまで体調の悪くない夫と紅白を副音声で楽しむ。紅白後に行ったコンビニで一人年越ししてしまったけれど、急いで帰って新年の挨拶をしておやすみなさい。2018年は大変でした。2019年は少しでも良くなるといいな。

63~65

『ルポ居所不明児童――消えた子どもたち』 石川 結貴

行政からも社会からも見捨てられた居所不明児童たちの存在を明らかにしていく

自力でどうにかできる状況ではないところに置かれてしまった児童の絶望を想像してしまい胸が苦しくなる。皆がもう一歩進んで接することができれば解決するのかというとそうでもなく、正直なところ「親の権利」を弱くするしかないのではというところまで考えてしまった。

 

『ヤノマミ』 国分 拓

アマゾンの先住民族との150日に及んだ同居生活はを綴ったルポ

先住民族に対しては良い意味での単純さを求めがちだけれど、読んでいくとただ単純とは違う、今まで何千年と積み重ねてきた森で生きていくための知恵や思考が複雑に作用しているように感じた。

 

『アダム=スミス』 浜林 正夫, 鈴木 亮

アダム=スミスの生涯と国富論に至るまでの思想

アダム=スミスの著作が大学の教材だったなと思いながらも覚えているのは「神の見えざる手」のみだったので手に取るも最後のほうが流し読みなってしまった。ただ、意外だったのは経済学者というよりも哲学者、倫理学者に近かったこと。

 

日曜日。

今日は少し元気そうな夫と家で過ごす。夕飯の買い出しも二人で行って、そのまま支度もできた。夜寝るときに「つまらない年末でごめん」と謝られてしまったのは昨日の私の行動が原因か。行先も曖昧なまま突然起きて、支度に1時間もかからず一人でさっさと外出したらそう考えちゃうよね。私はバカだなあ。

土曜日。

午前中までベッドにいたのに12時半ごろ突然起き上がって支度をし、一人で外出。ずっとベッドにいる夫が私の出方を待って朝昼食べてないのは気が付いていたけど、完全に無理になり見ない振りして家を出てきた。今日から夫も休みだしね。

夫とはいけない露天で小籠包を食べたりしたけど、玄関で見送ってくれた時の暗い表情が頭から離れなくて結局3時間ほどでケーキを土産に帰宅。ケーキは食べてくれたけれど、夜寝るまで表情は結局晴れずじまい。私は今日の外出でだいぶ気分転換ができたけれどちょっと失敗したかもしれない。ごめんね。

木曜日。

昨日に続きモヤモヤしている。朝はごみ捨てをして一人で朝ごはんを食べて二度寝。隣の部屋では夫が仕事をしているけど、もう思い切ってお昼まで寝る。つまらない。午後は買い出しついでに一人で本を持って近所で1時間ばかりお茶をする。これで少し気分転換できると思ったけど、やっぱりだめだね。