お寿司とトマト

お寿司とトマトが好きです

24〜29

『小説 アーシャのアトリエ ~ある錬金術士の旅の日記より~』 司月 透
・キースED(真ED)の補完作品かな。帯の「アーシャはいずこへ!?」に少し後日談を期待したけど、そういうのは特になく。ある日気が付いたらいなくなっていたなんて、仲間は寂しいよね。

『世界一周ひとりメシ』 イシコ
・こういう本を書く人は「一人気ままにふらっと店に入る」ものだけど、この著者はそれができないとういうか、むしろそれが大きな壁として立ちはだかるという予想外の展開が。

『荒野へ』 ジョン・クラカワー
・ネットのとある記事の中で紹介されていた「クリス・マッカンドレス」。100文字程度のキャプションだったけれど、どうしても彼が気になって本を手に取る。そして次に彼が過ごしたバスとその周辺の風景をどうしても見たくなって「Into the Wild」をレンタル。10代の頃に読んでいなくてよかったなと思う反面、10代の頃に読んでいたらどんな感想を抱いたのかという思いも。「若さゆえ」ももちろんあったと思うけれど、彼は基本的にそういう人だったのではないだろうかと。膨大な資料を基に書かれても、真実は決してわからないから、すべてが曖昧に終わる。それでも彼は死ぬための旅に出たのではないということだけは、私の中でははっきりしているんだ。

プロヴァンスの幸せな旅時間』 小林 尚子
・なぜかフランスに興味がない私。それでもこの本の世界は魅力的に思えた。

『見たことも聞いたこともない』 原田 宗典
・この著者の本を久しぶりに読んだけれど、学生時代の私に「エッセイって面白いんだ」と教えてれた人。

青年のための読書クラブ』 桜庭 一樹
・この著者の本をずっと人から勧められていたのに、今まで一切読まなかった(理由はない)私に怒ってしまいそうなほど面白かったです。