お寿司とトマト

お寿司とトマトが好きです

24〜35

『殴り合う貴族たち』 繁田 信一
・想像以上に殴り合ってた。それ以上に思うのは身分社会の恐ろしさ

QED 出雲神伝説』 高田 崇史
QED 諏訪の神霊』 高田 崇史
・家に読む本がなかったので、再び手を出す

『沼地のある森を抜けて』 梨木 香歩
・読み始めたら止まらなくて明け方になってしまったぐらい面白かった。作者は悩みながら己の心身を削って書いたのではと勝手に推測してしまう。風野さんのビジュアルが「女性向けの線の細い漫画に出てくる雰囲気」といつのまにか私の中で出来上がっていた

『 ひとり、風に吹かれるように―つれづれノート〈25〉』 銀色 夏生
・うーん、24巻よりはいいけれどちょっと読むのがつらかったかな

『掟上今日子の備忘録』 西尾 維新
・この著者の本は戯言シリーズ以来手に取っていないけど、あらすじが気になって読んでみたら大変読みやすい。独特のくどさがないので著者のファンの中には物足りないと思う方もいるのではないだろうか

『跳びはねる思考―会話のできない自閉症の僕が考えていること』 東田 直樹
・跳びはねる理由に続いて。壊れたロボットを操縦しているみたいか……分かりやすいな。あと感想ではないけど、私は挨拶というものは人に好意があることを示すためではなくて「害意がない」ことを示すためだと思っている

『海うそ』 梨木 香歩
・始めの方が読み進めにくくて「失敗か?」と思ったけれどぐんぐん面白くなっていく。この人の本を読むと、いつも自分の心の深いところへ潜っていくような気持ちになる。「色即是空、空即是色」というのはこの著者の作品の中で常に意識されているのではないかな

『草の穂をゆらす つれづれノート 26』 銀色 夏生
・すごく良かった。この巻だけ改めて買っちゃおうかなと思ったぐらい。過去のつれづれを読み直しているらしいのでその影響だからかもしれない。かんちゃんなんか格好いいな

『花ざかりの森・憂国』 三島 由紀夫
・そういえば三島由紀夫を読んだことがないと思い立ち、短編集ということさえ知らずに手に取る。巻頭の話で「無理」と投げそうになったけどなんとか読み進めると思ったより面白い。著者自身に纏わりつくイメージとは異なる話が結構あり、繊細だなと思う所も

『居酒屋ぼったくり2』秋川 滝美
『居酒屋ぼったくり3』秋川 滝美
・安定の読みやすさ。要さんと何かが始まりそうではじまらないのがいいね。美音がもっと熱くてもっとおせっかいだったら絶対読んでなかった