『今年は30冊!!ひどい。例年の半分です。』と書いていた昨年末よりひどい28冊。理由も昨年同様twitterなんだよなあ。ふとした時に手に取るのが本よりもスマホになってしまっていることは少し考えなおしたいです。スマホには青空文庫も入ってるけれど、それはなぜかあまり開いていないという……。
2017年、心に残った本はなんだろう。
思い返すと建物の本が多かったでしょうか。建築物を眺めるのは昔から好きだったけれど、そこに潜む歴史や思いを調べるのが楽しいなあと思いました。
他には地味に『なぜならやさしいまちがあったから』(中山 美穂)が心に残っています。ファンでもないし、本棚で偶然目に留まったから手にしただけだけど、確実に本人の手で書かれているであろう呪文のような文章に驚き、重い生い立ちに驚き……。深く深く沈んだところから冷静な目で世の中を見つつも情熱的でもあるという新たな一面を知った気がします。
QEDが無事に続いていて、今年も新刊を買ったけれど読めないまま年越しです。
来年はもっと興味を広げていこうと思います。
それではみなさん良いお年を。