お寿司とトマト

お寿司とトマトが好きです

まとめ

今年は28冊でした。昨年少し盛り返したけれどまた戻ってしまった。自分としては結構冊数を読んだ気がしていたけど、振り返ってみるとそんなことは全くなかった。

2019年はそこまで心に残った本があまりなく、というか正直なところ前半の記憶が薄い。そんな中でもメモを見直してみると『泥流地帯』があげられるかなと思う。

今年は頭が働かなかったのか穏やかな本をいつも以上に欲していた気がする。つれづれノートを読み返したりとあまり心に波が起きないようにしていた。

来年は楽しい本がたくさん見つけられるといいな。

 

27~28

QED 憂曇華の時』 高田 崇史

QEDシリーズ最新刊。

二人の仲が完全に進展していて安心して読めたけど、今回は謎解き(?)の部分が少し退屈だったな。

 

 人質の朗読会  小川 洋子

南米のある村で反政府ゲリラの人質になり旅行中の日本人8人が亡くなった。特殊部隊がしかけていた盗聴器には人質たちの声が収められており、ラジオ局は遺族の許可を得て放送することになった。それは人質たちが各人の心に残る出来事を文章に起こして朗読する声だった。

強く心に残っているけれど誰かに語る必要はないし、いざ語ろうとすれば言葉にするのも少し難しい。そんな思い出を表に出すとしたらと思ったときにこんなすごい設定があるだろうかと驚いてしまった。

 

どこかで見た(まあネットでだと思うけど)児童養護施設Amazonのほしいものリストを公開しているという話。皆さんもサンタさんになってみない?みたいな見出しだったかな。今更だけどやればよかったなあと後悔してる。プラン・ジャパンで堂々と言えないような僅かな金額を寄付したりしてるけど、もっと身近な日本に住む子どもたちに喜んでもらえるのはやはり嬉しいことだ。クリスマス期間だけじゃないかもしれないしちょっと調べてみようか。

この年齢になってクリスマスイヴを特別な日にするのは難しい。いや、年齢というか今の環境でか。恋人時代もプレゼント交換するぐらいしか特別な事をしなかった二人が共に住んで20年弱。プレゼント交換は続けているけれど欲しい物があれば11月後半からならいつでもOKみたいになってるのでお互いとっくに受け取っている。強いて言えば堂々とケーキを食べられる日だけど、子供の頃のようにケーキが特別なわけでもない。現に先週の土曜にドトールだけどケーキを食べたばかりだ。

結局「なんでもない日におめでとう」みたいになってしまったが、それでもみんなが楽しそうに浮かれてる雰囲気は好き。だからこそ今年は平日ど真ん中のせいで盛り上がりがいまいちで寂しいな。

自分にとっての楽しいこと、興味あることを探すにはこれまでのアンテナの張り方ではもう駄目なんだなと急に思った。年を取った、老けたなんてあまり口に出すものではないし、出したところで良いことなんてないと思うけど、もうとっくにメインの層ではないことは意識しないと「最近のはだめ、昔のほうが断然良かった」なんて言葉を繰り返す人になってしまいそう。

1か月前からかな。阿佐ヶ谷姉妹のモーニングルーチンを見てからその種の動画にはまっている。理想的な生活をしている人よりも一般的な一人暮らしの女性の動画が楽しい。そういえば昔から女性誌にたまに載っていた「〇〇さんの一日のスケジュール」なんて記事が好きだった。これは覗き見趣味というやつだろうか。

9枚しかないからだけど、なんとすでに年賀状を作り終え投函までしてしまった。いつもは拳を振り上げる寸前まで私を追い込んでくる我が家のプリンタ殿も今年は非常に強力的だった。

本当はロフトとかで売ってるハガキを買って出したいけど、身内に郵便局員がいるため致し方なく通常の年賀状に印刷している。もうほんと面倒くさいの一言。

ところで家庭用のプリンタは、理想を言えば2週間に一度、何かしら印刷するとインクかすれなどのトラブルは起きにくいらしい。久しぶりに起動して何度もノズルクリーニングかけてテスト印刷を繰り返すうちにインクが切れる……なんてことを考えたら、絶対に定期的に動かすべきだけど、分かってるけど、ねえ……。