『ニシノユキヒコの恋と冒険 』川上 弘美
・ニシノユキヒコについて10人の女性が語る
面白かったんだけど感想を書くとなると思い浮かばない中、後書きの『ニシノユキヒコとは、私たちがつかみそこねた愛の名前なのだ。あるいはなくした時間そのものだといってもいいのかもしれない』を読んでこれだ!と思った。
『こんなに厳しい!世界の校則』二宮 皓
・「日本ほど校則の厳しい国はない」と思ったら大間違い
日本ほど厳しい国はないと思ったことはないけれど、日本にはない宗教観・倫理観で外国にもなかなか厳しい世界があった。
『QED ~ortus~白山の頻闇』高田 崇史
・おなじみQEDシリーズ
今回は読み進めるのがなかなか大変だった。3歩進んで2歩下がるを地で行った感じ。タタルさんと奈々ちゃんの関係はどうなってんだい
『世界の辺境とハードボイルド室町時代』 高野 秀行, 清水 克行
・ノンフィクション作家と歴史家による対談
現代ソマリランドと室町日本は驚くほど似ているという対談。教養のある人同士が語るとこんなに幅のある対談になるんだな
『それからはスープのことばかり考えて暮らした』 吉田 篤弘
・路面電車が走る町に越して来た青年と青年が出会う人々が繰り広げる温かい物語
正直言って、ありそうな設定でどこかで読んだような感じなのだけど、気持ちよく読み終えることができた。姉妹作があることをしらなかったので、前作を読む予定。