お寿司とトマト

お寿司とトマトが好きです

出雲大社・松江2泊3日

コロナの影響か、早朝便へ強制振替え。始発電車に乗るなんて久しぶりよ……とぼやきながら羽田空港へ。

コロナとの共存が始まったからか、それなりに空港はにぎわっていてなんだか安心してしまった。久しぶりのラウンジだけどお目当てのクロワッサンはこのご時世あるわけもなく、飲みものだけ頂いて一休みしてから振替便で出発。満席ではないけど席はほとんど埋まっていた。

出雲空港から出雲大社へのバスは飛行機の到着時間に連動されているので、いそいそとバスに乗り込む。バスの運転手さんは説明したがりやさんっぽいのに会社からほどほどにと注意されているらしく、ほんと控えめに出雲地方についての説明をしてくれた。こういう観光バスでの案内って聞いていて楽しいし、タクシーみたいに1対1ではないので気楽に聞けて私は好きなんだけどなとちょっと残念。

飛行機が早朝だけに到着した出雲大社は人がまばら。あと寒い。第二の鳥居近くにあるコインロッカーに荷物を預けて、全国でも珍しい下り坂の参道へ。敬うべき人を下に祭るなんてありえないと思うのでなんだか意味深。

出雲大社は思ったよりこじんまりとしていたな。明治神宮ぐらいの広さがあるかと思ってた。どれが噂のしめ縄なんだ?と思いながら歩く(神楽殿のやつ?)

わりとすぐに見終わったので須佐の浜へ。神迎えの道だからなのか風通りが良い。むしろ良いというか強い強い冷風が海の方から吹いてきて完全に向かい風だわ寒いわで「ひ~」と声をあげながら歩く。お目当ての出雲そば(かねや)の場所をチェックしながらようやく海沿いの道へと出た途端、風の威力が増し観光なんて無理。しかも須佐の浜、コロナによる閑散期に乗じてか工事中(ちなみに出雲大社第一の鳥居も工事中だった)。この風に耐えてきた人に対して酷すぎる仕打ちに、もう体が耐えられず遠目に鳥居を確認して「見た!もう見た!(全然見てない)」と二人して叫んで踵を返していざ、かねやへ。

出雲そばを食べに行ったのに、寒さで温かいそばを注文しそうになり大変危なかった。お店もお蕎麦もシンプルだけど甘めのつゆが美味しかったなあ。

鳥居まで戻って神門通りをそぞろ歩くも閉まっている店が多い。事前に調べておいた出雲ぜんざいのお店はなんだかいまいちで、その場で見つけたカフェボンム・ベエルに入店。きれいなお店で暖かくて(今回の旅ではこれが終始重要となる)美味しいぜんざいをいただきました。焼き餅が香ばしくてそれがまた良い。

予定より早いけどもう一通り観たし、雪もちらほら降ってきたのでバスで出雲市駅へ。

今回のドーミーインは駅近でしかも天然温泉。清潔度も高く、サービスの飲料やアイスもありレベルが高かった。チェックイン後冷えた体を温泉で温めてやっと一息。夕飯は窓から見えていた回転ずしシージャックにした。