お寿司とトマト

お寿司とトマトが好きです

新潟・佐渡4日目

最終日は金山です。今日で佐渡からも新潟からも離れるけど、ジェットホイルと新幹線は予約してない。佐渡から浮遊選鉱場跡への移動、観光等、時間がどうにもつかめないので、まあいいかと。

まずはホテル横の相川下戸バス停から金山行きのバスに乗る。どれもこれもが金山行きというわけではないので、チェックアウト後はバスの時間まで人気のないロビーでしばし待機。そういえば、ホテルではなく旅館に宿泊する場合、連泊をすると2日目以降の朝食がぐだぐだの献立になるというあるあるはここのホテルでも遺憾なく発揮されていて、最近はそれも旅のネタの一つになっている気もする。

終点で下車して、荷物をロッカーに預けいざ坑内へ。ルートが二つあり、片方のみ行くか両方行くかでチケットも違うのでしばし考えるも基本ルートのみを選択。中は広くて、当時の作業の様子を再現する人形がいろいろしゃべっていて面白かった。坑内を掘り進むと湧き出てしまう水の対処など勉強になりました。お約束の金の延べ棒チャレンジもして満喫して終了。

次は浮遊選鉱場跡へ行きたいのだけど、どう調べてもバスが出てなくてタクシーしかない。観光地のタクシーは嫌いなので、いつも通り徒歩で移動。人が通ることをあまり想定されていない道を蒸し暑い中、さらに小雨まで降る中とぼとぼと歩く。今回は歩きすぎない、遠いと思ったらバスに乗ると無理しない旅のつもりだったのに、佐渡に来てから歩きまくり。荷物を持ってひいひい言いながら道をどんどん下っていき、浮遊選鉱場跡へ到着。さすがに汗だらだらの不審者状態だったので、休憩させてくれと近くのカフェへ。浮遊選鉱場跡を窓越しに眺められる、ラピュタ推しの「ジブリ大丈夫?怒られない?」と心配になるカフェで一息ついてたら、ここを楽しみにしていたはずの夫が「ここをさっとみて急いでバス停まで行けば予定より早い船に乗れる」等と言い出したので、「まじかよ、こんなに必死に歩いてきたのに」と半泣きになりながらも了承。確かに一本早く乗れるのは魅力的。近くの施設でトイレを借りて、再び荷物を持って暑い中ひたすら道を下る。なお、歩いている人は私たち以外いない。一昨日歩いた相川地区をさらに下り、宿泊していたホテルみえるじゃんという所まで戻ったところでバス待合所発見、と思った瞬間まさかの土砂降り。傘は持ってたものの、そこそこ濡れたし汗もびっしょりの、ギリギリセーフなのかアウトなのか分からない状態で待合所に駆け込む。そこで再びトイレを借り、身だしなみを整えてから到着したバスに乗り込み、あとはこれで港へ。当初予定していた船の一本前に乗ることが無事でき、佐渡を離れる。

新潟港に着いたら、駅までのバスに乗り換え。船の人数とバスの大きさを考えると確実に全員座れないな、とこういうことだけ目ざとい私は早歩きでバス乗り場へ向かいたい。しかし、目ざとくない夫が「バス乗る前にトイレ行きたい」と言うので「我慢して」という言葉をぐっと飲み込んで、そわそわしならがトイレ待ちをするもぎりぎりで座席確保。想像通りバスは乗れるだけの人を詰め込んで新潟駅へ。

新潟駅へ着いたらまずは帰りの新幹線を確保。あとはゆっくりお土産探しで終了。