お寿司とトマト

お寿司とトマトが好きです

47~51

『女性ホームレスとして生きる―貧困と排除の社会学』  丸山 里美

・制度や仕組み、または研究者からも見落とされがちな女性ホームレスに焦点を当てる

女性ホームレスの場合は特に周囲の人々との関係性等によって本人にとっての最適がその都度変わっていく。野宿生活を続けるか、施設等に入ることで脱するかの二択では解決しないことは知っていたが、その理由の一端をこの本で知れた気がする。

『シリアの秘密図書館』 デルフィーヌ・ミヌーイ

・シリア政府によって包囲され封鎖された街ダラヤで市民が瓦礫から取り出した本で図書館を作った

4年封鎖された間、食料支援が来たのは一度きりで、その食料さえも政府からの空爆で配給できず。読めば読むほどこれでもかと打ちのめされ国連や大国への不信感が芽生える。本は知識を与えてくれるだけでなく、正気を支えてくれたり現実から一時的にでも逃避させてくれる力を持つ。

『話し方のマナーとコツ』 杉山 美奈子

・主にオフィスでの話し方についてのマナーやコツについてイラストを使い説明

もう一歩、もう一歩進んだ内容が欲しかった。

『空へブーンと。』 銀色 夏生

つれづれノート33

今回は大きな動きがないが子供二人の成長を感じられ、著者も感じていたように子育てがひと段落した後の人生への準備期間に感じられた。

『わたしの献立日記』  沢村 貞子

・役者であり随筆家でもある著者が27年間、毎日続けた献立日記

何となくしか知らない沢村貞子さんの献立日記を読んで、芸事の家に生まれたチャキチャキの江戸っ子という感じの人かな〜とWikipediaを見てみたら、間違ってはないけど思ってた以上に波瀾万丈な人生を送ってる人だった。

今月は夫が一人旅で合計すると7日ほど家にいなかったのでその間色々できるわ~なんて思っていたけれど、見事に何もしなかった。ただいま無職中でお金をあまり使いたくないし、暑くて外出どころではなかったこともあるけれど、結局のところ自分が一番したいことは「家で何もしないこと」なのかもしれないという悲しい事実に気が付いてしまった。お昼ごろに起きて朝刊を読み、テレビの再放送を見ながら夕刊を待っていた学生時代を思い出して昔から何も変わってないなと軽く落ち込む。Twitterやブログを見ていると皆しっかりと生きてるんだよね。20歳ぐらいの学生さんの方が私よりも遥かにしっかりしている。

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『男の勘ちがい』  斎藤 学

・男らしさは病気。「男らしさ」の病に迫る

これが15年程前に書かれていることに驚く。「男らしさ」の病の一因はやはり女性にもあるよね。

『悪夢障害』 西多 昌規

・「悪夢障害」とは「極度に不快な夢を繰り返し見ることで睡眠が妨げられ、日常生活に支障が出る」病である

本当に毎日悪夢(命を狙われる)を見る時があるので読んでみたけれど、PTSD抑うつ状態の時に見る悪夢への言及ばかりで、私のように思い当たる理由もないのに悪夢ばかり見るということに関してはわからずじまい。

発達障害に気づかない大人たち』 星野 仁彦

・見逃されがちな「発達障害の大人」の問題点や必要な環境について書かれている

見過ごされてきた大人の発達障害は他の疾病(依存症等)を併発するという点が興味深かった。周囲の理解の必要性は強く感じるけど、実際のところ仕事等でその立場にいると、友人でもない同僚程度の相手に気遣うべきこととしては正直負荷がありすぎるんだよなと昔を思い出したり。

『断片的なものの社会学』  岸 政彦

社会学者である著者がフィールドワーク上で出会った「社会学として解釈できない出来事」を書く

エッセイだと思う。社会学として解釈や分類できないが印象的な出来事や会話について丁寧に文字にしている。私の中にあった「上手く言葉にできないけれど常に頭の中に引っかかていた思い」のいくつかが著者によって上手く言語化されていて嬉しかった。

『読んでいない本について堂々と語る方法』  ピエール・バイヤール

・「本は読んでいなくても語ることができるし、むしろ本を開かなくていい」と大学教授という立場で多くの書評を求められる著者が説く

引用が多いので途中から流し読みになってしまったけれど、全ての本に対して公平でいるためには本を開かないという話には笑いながらもなるほど~と思ってしまった。

たったひとつの冴えたやりかた』  ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア

・表題作『たったひとつの冴えたやりかた』を含む短編集。宇宙の溝「リフト」を舞台に3つのストーリーが図書館司書によって与えられる

タイトルだけどこかで聞いたことがあるなとふと思い立ち手に取ってみたけれど、すべての作品とも先が気になり、早く読み進めたいという久しぶりの感覚に陥った。それでもやはり表題作は断トツに面白い。

前回の続き。

意を決して行動したからこその結果だけれど、それによって受けたダメージが凄すぎて、この8か月ほどは頭の中が常に黒いクレヨンで塗りつぶされたみたいになった。

それでも、やはり行動は起こさなければいけなかったんだろうと思う。逃げ続ける、ごまかし続けるといった自分の狡い部分のせいで15年という長い時間をかけてしまったのだから。

7割方解消されたあの日からは、夜な夜な洗面所で頭を抱えてしゃがみこみ、風呂場の換気扇の音で頭をいっぱいにして気を紛らわせるようなこともなくなった。

そして、ここにきてやっとピルがPMSに効果を出していたことを知った。荒れ狂うほどの悩みが消えたことで周期的なイラつきが消えていたことにやっと気が付いたのだ。

思考回路自体が健全になった気がする。世界が一新したとまでは言わないけど、それでも凄いこと。

協力してくれてどうもありがとう。本当に感謝してます。

スタートから数えると16年ほど、深刻になったのは今年の頭。それほど長く長く悩んでいたことが昨日一日で7割方解消された。悩みから完全に解放されるための一般的な解と自分が求めていることは違うということも分かったので、もしかしたらあと少しで本当に終わるかもしれない。

 

函館4日目

最終日。雨は止んだ。

夜景は見逃したけどせめて……と急な坂を上り函館山ロープウェイ乗り場へ向かうとまさかの運航中止。強風が理由とのこと。写真を撮ったりウロウロしたりと30分ほど滞在してみたけれど動く気配がないのでさっさと諦めて、次は日本最古の観覧車があるというこどものくにへ。あわよくば遊ぶぞーと意気込んでみたものの、客は私たち夫婦ともう一組の夫婦のみ(しかも年上)。これは中年夫婦がキャッキャウフフと遊べる雰囲気ではない……と泣く泣く見て回るだけで我慢。

この時点で函館観光の予定はすべて完了。しかし時間はまだまだある。私は観光地でない部分の街歩きも好きなのだけど、夫はそうでもないということで秘儀「夫婦別行動」を発動。ホテルで待ち合わせも考えたけど、函館空港は市内からとても近いので初の空港待ち合わせ。

夫は昨日の立ち寄り湯へ、私はこのまま函館市内観光を続けることに。初日に見た洋館建築群や夫の興味のない関帝廟(函館中華会館)、何度も行ったけど一人でゆっくり見たかった赤レンガ倉庫のお土産屋さん等をひたすら歩いて回り、最後はラッキーピエロで腹ごしらえ。ホテルで預けた荷物を引き取り、サービスのコーヒー片手にリムジンバスに乗り込み空港へ。空港で夫と無事合流し、ゴールドカードで入れるラウンジに初潜入する等し旅はこれで無事に終了。

ああ、そうだ。羽田空港で無事カードケースを受け取れました。よかったよかった。

函館3日目

滞在中一番天気が悪そうな今日に日帰り温泉を当てることに。湯の川温泉にある立ち寄り湯は12時からなので、部屋の清掃時間を遅らせてもらい朝ごはんを食べた後は部屋に戻り二度寝

湯の川温泉路面電車に乗るだけで到着。お目当ての立ち寄り湯があるホテル万惣へ向かう。リニューアルしてからそこまで経ってないので何もかもきれい。お金を払ってバスタオルを受け取り、案内に従いお風呂へ向かうと、まずは食べ飲み放題のアイスと飲み物に雑誌まで準備されている畳敷きの休憩室を発見。和モダン風なのでソファもある。

夫と別れ向かった脱衣所には使い放題のフェイスタオルやフェイススチーマー、そして鍵付きロッカーと至れり尽くせりすぎて、私以外のお客さんもオロオロしている。お風呂場もサウナ、ミストサウナ、内風呂、露天風呂と清潔に保たれていてこれで1000円ちょっとは安い。どうやら近所の人も来ているみたいだけど気持ちはとても分かる。

のんびり楽しんで夕方ごろ市内へ戻り、夕ご飯はまたもや赤レンガ倉庫で函館名物塩ラーメンと餃子。

ホテルに戻り、天候が回復すれば函館山に行こうと思ったけど、いくら待っても山の上の霧は晴れず。あきらめておやすみなさい。