お寿司とトマト

お寿司とトマトが好きです

新潟・佐渡3日目

一日の摂取量を遥かに超えている海藻を朝食でいただいてから宿根木へ向け出発。宿根木は遠く、バスも乗り換えが必要なので一日がかりのつもりで今日の予定は宿根木のみ。

宿根木へはホテル近くのバス停からバスセンターまで乗り、そこから宿根木へ延伸してる小木線へ乗り換える(宿根木線は廃止された模様)。たまたま1か月ぐらい前に佐渡へ行った親が気が遠くなるほど乗ると言っていたけど、実際のところそこまででもなく、予習通りにうまく乗り継げて無事に宿根木集落へ。

知らなかったけど集落に入るには一人100円の協力金が必要で、でもあの小さな集落に100円で堂々とお邪魔できるのなら安いもの。なるほど海側の面は本当に竹垣に覆われていて、集落へは小さな入り口から入る形になっていた。本当に独特な町並みで映画のセットのよう。こういう昔のままで残っているものを見ると、あのバブル時代の日本をよく乗り越えたなと必ず思ってしまう。

集落自体はとても小さいので、上の方のお寺?や海岸沿いとかまで行かなければ1周するのに30分もかからない。これからカフェに入ったりしながら、乗る予定のバスを待つため2時間近く時間をつぶすのなら次来るバスに乗ってしまうかと我々はあっさり帰路を選択。それでも何か飲み食いしたいぜと梨スムージーとワッフルをテイクアウトしてバス停わきで食べていたら、集落案内係のお兄さんが「小雨も降ってますし、中でどうぞ」と声をかけてくれたので、バスがくるまで案内所で座らせてもらう。優しい。

あとは来た道を(バスで)戻り、早めにホテルに戻ってのんびりして終了。

新潟・佐渡2日目

ジェットフォイル佐渡へ渡る日なので、朝食は早めに済ませ、最近乗り物酔いが酷い夫には酔い止めを飲ませ、準備万端で新潟駅からバスで港へ。

佐渡汽船のターミナルは想像していたよりきれいで新しいけど旅情も感じられる良い空間。少し早めに着いたのでお土産屋さんを冷かすも、ジェットフォイルは専用の待合室があるので、何となく席が埋まる前にと早目に座っていたら、どこかの(というか群馬の)会社の社員旅行とかち合ってしまい、一気に大人数が待合室になだれ込んできた。

ジェットフォイルは出航前の停泊時に微かに揺れを感じるのが一番不快なポイントで、出航してしまえば都バスより揺れない。一番気になっていた船内の匂いも大丈夫だった。夫も無事。

佐渡に到着したらバスに乗ってホテルへ。フロントで荷物を預けて、相川地区に向かうバスについて聞くも、バスは近くの施設「きらりうむ佐渡」までしか出ていない。そもそも歩いて行くには遠いとのこと。それでもなんとかなるかとグーグルマップに頼って歩くことに。日差しがきつく気温も高い。近道ではあるけど長い階段は避け、ぐるっと回るように上っていく坂道へ。汗をだらだら流しながらも小さな峠を越えて相川地区へ。以外にあっさり到着してしまい、暑くなければ距離的には全然余裕だったなあ等と思う。

相川地区はほぼ無人で(なぜ?)人気のない道をひたすら歩く。無人だけに店も開いていない。おすすめ観光地じゃないの??日陰なんて全くない集落をヘロヘロになりながらも半分意地で一通り回る。お茶を飲むような場所はもちろん、自販機もなく、ホテル近くまで戻ってきたところでウェルシアを見つけた時は感動した。ウェルシアで飲み物を買って、冷房で体を冷やしてからホテルへ。

お風呂でべたべたの体をすっきりさせた後は夕飯。夜にはロビーで佐渡おけさが開催されていました。

新潟・佐渡3泊4日

家の最寄り駅につく前に夫がスマホを忘れて家へ取りに帰るイベントを実績解除し、無事に上野から乗車した新幹線は11時半ごろに新潟駅へ到着。

まずは腹拵えということで、駅ビルに入ってる小嶋屋さんでへぎ蕎麦タレカツ丼セットを食べる。福井でも似たようなの食べたけど、あっちはソースベース、こっちは醤油ベースとのこと。美味しかったけどへぎ蕎麦は評価が分かれそうだなと思った。

ドーミーインで荷物を預け、駅へ戻ったけど特にみるものもなかったので、旅初日からお土産さんをひやかしたり、スタバでモンブランを食べたりして、まるで最終日のような時間を過ごす。

お昼が重めだったので夕飯を食べに行くのは面倒くさそうとコンビニで軽く仕入れて早めにホテルへチェックイン。あとは15時を待って大浴場で湯に浸かり、部屋でぐたぐたしつつ先程調達した軽食を食べて夜鳴きそばを待つ。

お盆休み

世間はお盆休み。私も4連休だけど最後の一日である今日は実はただの「シフト外の日」。つまり本来なら家事等に勤しむべき日なのに、お盆休みで連休中の夫に合わせどさくさの4連休にしたというわけ。なお夫は明日までの5連休。

連休中は初日にソール・ライター展を観に渋谷へ行っただけで残りの3日はだらだらを極めるのに忙しかった。ちなみに渋谷から帰ってすぐの14時過ぎ頃に38度超えの熱が出て、コロナか!と思ったけど、その日の23時頃には落ち着いてしまい、検査キットでも一応陰性。まじであの熱なんだったんだ…コロナじゃねえの…?といまだ半信半疑。それもあって残りの休みは念のため家を出なかった。もともと熱なんてほとんど出すことなく、直近の高熱は6年ぐらい前。その前となるとさらにそこから15年ぐらい前の一人暮らし初日の日だと思う。なので高熱記念にここに記したいと思うわけです。

本13~19

『対人不安って何だろう?』榎本 博明

周囲の人に嫌われることを恐れ、本音を出せない若者たちに巣くう「対人不安」のメカニズムを考える。

 

『うたに刻まれたハンセン病隔離の歴史』    沢 知恵

各国立療養所で歌われた様々な園歌の歌詞や変遷にある謎を追い、歌の力を見つめなおす。

 

『復員殺人事件』坂口 安吾

異様な復員兵の帰還直後の殺人事件が5年前の轢死事件と絡み合い、さらなる殺人事件が起きる。作者が死亡のため未完に終わった本作を高木彬光が継ぎ完結させた完全版。

 

『問題の女 本荘幽蘭伝』平山 亜佐子

日本列島、中国大陸、台湾、朝鮮半島、東南アジアと神出鬼没に時代を駆け抜けたモダンガールの本荘幽蘭(ほんじょうゆうらん)の謎に包まれた生涯を追った評伝。

 

『寄り添って老後』沢村 貞子

最晩年の作品となった本書では、夫婦の老後生活をユーモアを交えて紹介する。海のあるマンションへの引っ越し、家事への愛着など生き生きとした老後の過ごし方を伝えてくれる。

 

『正しい家計管理 長期プラン編』林 總

公認会計士・林總(はやしあつむ)氏が経営のマクロな視点を家計に落とし込んだ家計管理法・長期プラン編。

 

『退屈ピカリ』銀色 夏生

 つれづれノート43。

 

箱根2日目

珍しく早目に目覚めたのでお風呂へ。旅館としては正直いまいちで口コミとは反りが合わねえなという感じなのだけれど、お風呂はよかった。特に女性風呂にある総ひのき風呂が手触り足触りが良くてとてもくつろげる。

父親は朝食前にお風呂、庭の散歩を済ませたらしく、全体的にご満足いただけたようです。

チェックアウト後はチェックイン時に頼んでいたタクシーでPOLA美術館へ。夫はこういったものに興味がないけれど、今回は「親優先」なので我慢してもらう。私は、私の好きな画家「ヴィルヘルム・ハンマースホイ」が展示されていたりと割と満喫。美術館でも我が家は各々好きなものを見るスタイルなので、入り口で「では一時解散で」といったら夫がドン引きしていた。一通り見てなんとなく集合したらカフェで一休み。

その後は再びタクシーを拾い箱根駅へ。と言いたいところだけど、ここでトラブル発生。夫が車酔いしてまさかの途中下車。私もてんぱったのか「先に行ってて」という言葉に「分かった」と、吐きそうになってる夫を降ろしてそのままタクシーを発車してもらったけど、よく考えたらタクシーに待ってもらって一緒に休むべきだったな等と今なら思う。絶対親はあとでこのことを思い出し、「あの子は本当に冷たいわね」とか言ってただろう。

で、結局我々3名もタクシーで駅まで行くことはせず、吉池旅館あたりで降ろしてもらって夫が下山してくるのをしばし待つことに。幸運にも夫が下車した場所が旅館から徒歩10分ぐらいのところだったので、「もう元気。駅に先に行ってて」とLINEがきたものの、まあ待とうよと。復活し、元気になったらしい夫と無事合流して、駅までの道をお土産屋を冷かしながらのんびり歩く。しかし、変な場所で夫が降りなくてよかった。夫も出すものだして落ち着いたら「ここどこ?」と焦ったらしいけど、まあ一本道だからね。その辺は本当に助かった。

お土産を買ってると父から「旅費を持ってもらったので、夕飯はごちそうするから新宿で何か食べよう」と提案。正直、「せっかく早めの帰宅時間を設定したのに……めんどくさい」と思ったけれど、今回は「親優先」のため同意し、新宿高島屋で牛タンを食べる。

その後は山手線で両親と別れ、無事帰宅。いやあ、疲れた。

箱根1泊2日

私の両親との旅行。

私個人と両親の旅行は10年ぶりだけど、私達夫婦と両親の旅行は初めて。結婚して20年近く経つのにね。そしてこれが両親といく最後の旅行になると思う。

北千住駅のホームで待ち合わせて10時半の「メトロはこね」で箱根へ。席は前後で取って、しかも親子共々「シートは回転しない派」なので、すでに家族旅行の雰囲気が薄い。

箱根に到着してお蕎麦でも食べようと思っていたのに、親がお腹すいでないとのことで箱根についたら和菓子の出るカフェへ。ランチを楽しみにしてたのは私だけだったらしい。

特に観光せず、そのカフェから歩いてすぐのところにある本日のお宿「吉池旅館」へ早めにチェックイン。もちろん部屋は別。隣同士でね。部屋についたら大浴場へ。大浴場では母と遭遇したものの私は早々に退散。夫は風呂後の昼寝に入ったので、私は両親と名物の庭園へ。ちなみに夫はお風呂で私の父とは遭遇しなかったらしい。奇跡。

この旅館は父が憧れだったという理由で選んだので、当の父親はうっきうきで庭園を散歩し、わたしと母は父の後ろをついて歩く。

散歩後は夕食まで解散。部屋は別でもさすがにご飯は同じテーブルで。軽く酔っ払った父を流して適当な時間で再び解散。そしてそのまま就寝。ほぼ自由時間の旅。